おすすめの本
PR

『ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方 著者: カイゾン・コーテ』

tetrakun02
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

著者: カイゾン・コーテ
出版社: KADOKAWA
発売日: 2015-12-11

この本は、タイトル通り、ペンタゴンで行われる
「折れない心を作る方法」
について書かれています。折れない心というのは何があってもビクともしない鋼の精神のことではありません。

気持ちが落ち込むことがあっても、そこからしなやかに心を回復させる事のできるタフさを意味します。

そういうタフな心を作る方法が解説されています。具体的には、

  • 呼吸の仕方
  • ペンタゴン式マインドフルネス瞑想の仕方
  • ネガティブな思い込みをしない。例えば「彼女は私のことが嫌いに違いない」というように、主観で物事を見ようとするのではなく、客観的情報を前提に物事を見る。
  • どんな時にも一歩下がって自分の心の状態を観察する癖をつける。
  • 当たり前の1日など無い。毎日が、始まること、終わること、への感謝。
  • 今この瞬間に心を集中する。
  • 自分が何か行動を起こす際の「テーマソング」を決める。
  • 人は皆違う。他人と意見が衝突すると、怒りや悲しみや憤りを感じることもある。人間は一人として同じではない。誰もが異なる考えを持ちながらも共存して生きている。それが私たちの社会。
  • どうせ語るならポジティブな未来を描く視点を持とう。その方が多くの場合幸せ。
  • 真実というものは複数存在する。
  • 人間社会の多様性を楽しむ余裕をもつ。
  • 健全な精神を保つには健全な休息も必要。
  • 多くの悩める人々は自分の価値を過小評価しがち。
  • など。

特に最後の方で語られている

「幸せに生きたいのであれば森を作れ」

についての一節が素晴らしく、読むと心が癒されます。

著者について

カイゾン・コーテ:現役のアメリカ空軍少佐。サンフランシスコ生まれ。University of Washington卒業。科学者を志すも、その後アメリカ空軍将校の道へ。在軍中に、アメリカ軍事大学院で修士課程を修める。アメリカ国防総省国防情報情報部隊のエキスパートとして、活躍。国防総省、軍で行われているさまざまなトレーニングの中から、人生の可能性を広げ、成功するために有益なノウハウを抽出し、一般向けにアレンジした独自メソッド「リビング・エンライトメントシステム」を2011年に完成。

記事URLをコピーしました